Boxは米国時間8月6日、同社のクラウドプラットフォーム上に保存される有益なデータを定義、格納するためのメタデータサービスに、3つの新機能を追加すると公式ブログで発表した。
1つ目は、同社のメタデータプラットフォームの中心となる新たな管理者コンソールだ。IT担当者はこのコンソールを使うことで、組織をまたがって使用するメタデータのテンプレートを作成、配布、管理できるようになる。
2つ目の機能は、メタデータテンプレートAPIや先進的な検索APIを通じて、ソフトウェアのコンテンツにメタデータ機能をアタッチ、編集するためのものだ。
そして3つ目の機能によって、メタデータテンプレートにさらなる柔軟性がもたらされる。同機能を使うことで、サードパーティー製品からメタデータテンプレートをインポート/エクスポートし、複数のプラットフォームをまたがってリポジトリを同期できるようになる。同社はサードパーティー製品の例として、Microsoftの「Sharepoint」とEMCの「Documentum」という2つのコンテンツ管理システムを挙げている。
この新たなメタデータテンプレートは現在、希望した顧客に提供されており、9月には「Business Plus」および「Enterprise」「Elite」の顧客に提供される予定だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。