6. いつも正直でいる
すばやく正当な判断が下るのを避けるためにエンジニアが嘘をつくのを筆者は何度も目撃してきた。しかし、結局のところ、ログファイルは嘘をつかない、ということを肝に銘じておかなければならない。ほとんどの場合、真実につながる道筋が存在する。CTOや所属部署がその真実(あなたが嘘をついていることを示す真実)を発見したら、正義の裁きははるかに激しさを増すだろう。自分の職が危機にさらされる、あるいは、真実が明らかになれば勤務時間が長くなる、と感じるかもしれないが、必ず真実を話す道を選択しよう。必ず、だ。
7. 自分の仕事に情熱を持つ
テクノロジに情熱を感じているだろうか、と自分自身に問いかけてみてほしい。答えがノーなら、すぐに今の仕事を辞めた方がいい。さもなければ、あなたは仕事に潰されてしまうだろう。逆に、テクノロジに対する情熱は、あなたを駆り立てて、前進させ続けるだろう。その分野に長くとどまればとどまるほど、情熱が薄れる可能性は高くなる。それを避けたければ、何か新しいことを学ぼう。
8. 学ぶことを止めない
すばやく答えてみよう。あなたはこの10年間にいくつのOSを経験しただろうか。テクノロジほど速く進化するキャリアはない。何かに熟達したと思った瞬間に、変化が起こる。自分はもう十分に学んだと思うのなら、その分野への鍵を明け渡すべきだ。あなたは自分が後れをとっていることに気づくだけでなく、自分の管理するすべてのサーバやデスクトップがすぐに外部のあらゆる新しい攻撃にさらされる可能性もある。後れをとってはならない。
9. 自分は追い詰められていると感じたら、一息ついて体勢を立て直す
これは、あなたにも起こることだ。サーバファームをアップグレードするタスクを任せられたが、アップグレードの1つが失敗する。汗が滝のように流れ、呼吸が乱れてパニック状態になり固まってしまう。このような状況になったら、作業を止めて一息つき、計画を立て直そう。奇妙なことに、パニックに陥った瞬間に一息つくだけで、悪夢を乗り切れることがある。1回の深呼吸では十分でない場合は、外に出て、新鮮な空気を吸おう。そうすることで、流れを変えやすくなるだろう。
10. Googleで解決策を検索している姿を顧客に見せない
これは考えなくても分かることであるはずだが、筆者はこの光景を何度も目撃したことがある。何かの作業をしていて、問題を解決する方法が分からないとき、顧客の目の前で座りながら、Googleに解決策を尋ねてはいけない。どうしてもGoogleを使わなければならないのなら、その場を離れて、顧客にはトイレに行くと伝えよう。トイレの個室に着いたら、携帯電話でGoogleにアクセスして、解決策を検索しよう。顧客の金であなたが今学習しているということを、顧客が知る必要はない。
そのほかのアドバイス
長年にわたって、筆者が仕事とキャリアを維持し、正気を保つのにも役立った10のベストなアドバイスを紹介した。
あなたが他者に教えてもらった知恵には、どのようなものがあるだろうか。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。