編集部からのお知らせ
解説集:台頭するロボット市場のいま
解説集:データ活用で考えるデータの選び方

クイズで学ぶテクニカル指標(2):反発局面を狙う

ZDNet Japan Staff

2015-08-11 10:47

 8月10日~14日のお盆期間は、「クイズで学ぶテクニカル指標(1)~(5)」をお届けする。

 楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏が過去25年間の日本株ファンドマネージャー時代に、実践を通じて有効と考えたパターンを解説する。本日は、「クイズで学ぶテクニカル指標(2):反発局面を狙う」をお届けしよう。

まずクイズです。

 <クイズ> B社とC社、買うならどっち?

 B社とC社は、年率30%の利益成長が続くと期待されて急騰していたが、ともに年率10%の安定成長株になったために、失望売りが出て株価が下がった。年率10%の安定成長を評価して買い戻しを考えている。買いタイミングがいいと思う方を選んでいただきたい。



日柄整理のできている方を選ぼう

 B社とC社の違いに「日柄」がある。ポカポカと暖かい春の日に、私たちは「きょうは、お日柄もよろしく…」なんていう。株式投資では、「日柄」というと、悪材料が出た後の「日数」のことだ。悪材料が出て日数が浅い銘柄に対して、「日柄整理ができていない」という。B社のような状態のことだ。

 これに対し、悪材料が出た後かなり日数がたち、悪材料の影響が小さくなった状態は「日柄整理が十分」という。C社がその状態にある。

戻り売り圧力の違いを考えよう

 B社について、急落直前の高値で、買った人の気持ちを考えてみよう。「これは失敗、株価の戻り局面があったら売ろう」と思っているにちがいない。

 もともとB社は、悪材料が出て急落してからの日数が短い。つまり、悪材料がまだ新しいのだ。これから、悪材料を聞いて売りにくる人もいるはずだ。

 移動平均線の傾きを見てみよう。B社では、13週移動平均線も26週移動平均線もまだ下向きだ。じっくり長期投資しようと思っているのならば、移動平均線が下向きの間は買わない方がいいだろう。

 C社も、急落直後には、戻ったら売ろうと思っていた人がたくさんいただろう。でも、それは半年くらい前だ。あれから、いろいろあったはずだ。既に損切りしてしまった人もいるだろう。その後、いろいろ新しいニュースも出ているはずだ。時間の経過が新たな相場の流れを作っている。移動平均線を見ると、13週線も26週線も、徐々に横ばいから上昇に転じつつあるところだ。

 結論として、チャートを見る限り、C社の方を買った方がいいと判断される。

 過去記事は、キーワード「日本株展望」から読めます。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

Special PR

特集

CIO

セキュリティ

スペシャル

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]