海外コメンタリー

「Windows 10 Enterprise」--主な機能をチェック - (page 6)

Nick Heath (TechRepublic) 翻訳校正: 川村インターナショナル

2015-08-24 06:30

Assigned Access 8.1

 「Assigned Access 8.1」は、全画面モードで1つのWindows Storeアプリだけを実行するようにWindows 10をセットアップし、設定やそのアプリを終了する機能へのアクセスを禁止することができる機能だ。

 これは、キオスクやセルフサービス端末などでWindows 10を使うときに、キオスクアプリへのアクセスだけを許可し、その下のOSにはアクセスできないようにするための機能だ。

リモートデスクトップ

 名前の通り、リモートデスクトップクライアントは、OSがリモートPCに接続し、ファイルやアプリケーション、ネットワークデバイスにアクセスできるようにするものだ。

DirectAccess

 「DirectAccess」を使えば、デスクトップPCはVPNを使用しなくても、サーバに接続して社内システムにアクセスすることができる。

Windows to Go

 「Windows to Go」を使用して、企業がPCをセットアップするのに使用するものと同一の起動可能なデスクトップイメージを作成することができる。Windows 8 Enterpriseにも同じ機能がある。

 そしてユーザーは、Windows 7以降のハードウェア認定要件を満たすあらゆるPCでUSBからデスクトップを起動できる。

 Windows to Goワークスペースと標準のWindowsデスクトップにはいくつか異なる点がある。たとえばWindows to Goは、マシンの内蔵ドライブにアクセスすることはできない。

AppLocker

 「AppLocker」は、管理者がファイルの固有IDに基づいて特定のアプリを実行できるユーザーやグループを指定できる機能だ。企業内で使用するソフトウェアのバージョンを制御する規則を作成することもできる。この機能はWindows 7から存在する。

BranchCache

 「BranchCache」は、リモートサーバに保存されている情報のローカルキャッシュを作成できる機能だ。情報は通常、ローカルサーバでキャッシュされるが、Windows 7、Windows 8、Windows10マシンにも保存できる。この機能は、WANへの負荷を軽減し、情報にアクセスしやすくするよう設計されている。Windows 7から存在する機能だ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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