「Windows Server 2003」、ウェブサーバシステム60.9万件で依然稼働

Zack Whittaker (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部 2015年08月18日 13時53分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 インターネットサービス企業Netcraftの新たなデータによると、インターネットに公開されている約60万9000件に及ぶウェブサーバシステムで10年以上前の「Windows Server 2003」が稼働しており、これらのシステムや顧客がサイバー攻撃やデータ窃盗の危険にさらされている可能性があるこという。該当するシステムが提供するウェブサイトは、推計で1億7500万件に上っている。

 パッチに未対応のサーバの大半は、米国と中国が所有するものとされ、これらは、検出された全Windows Server 2003インストールの半数以上を占める。

 該当するサーバの一部は、大量のデータを扱うソーシャルプラットフォームを運営するウェブサイトに加え、銀行、金融機関、さらには一般的なセキュリティベンダーなどのセキュアなサイトを稼働している。

 Netcraftは、Windows Server 2003を依然として稼働している企業としてNatwest、ING Direct、Panda Securityを挙げている。

 同報告書によると、Alibabaでも、該当するマシン2万4000台以上が管理下にあるという。

 今回の報道のわずか1カ月前にあたる7月14日、MicrosoftはWindows Server 2003の延長サポートを終了している。つまり、今後は多数のマシンがMicrosoftからセキュリティパッチやアップデートを受けずに旧式のOSを稼働し続けることになる。

 米連邦政府でさえも、パッチが未適用の時代遅れのソフトウェアの使用に伴うリスクについて警告を発している。

 アップグレードを回避することは、国内や海外で法的問題につながる恐れもある。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

連載

CIO
IT部門の苦悩
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算