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ディーバ、ドイツ製資金管理システム--多通貨残高一覧でグループ全体を可視化

NO BUDGET

2015-08-21 11:55

 ディーバは8月20日、ドイツBELLINの資金管理システム(Cash Management System:CMS)「tm5」と「資金管理アウトソーシングサービス(Treasury as a Service:TaaS)」を9月1日から提供すると発表した。BELLINと日本企業のガバナンス強化と資金効率化支援を目的とした戦略的パートナー契約を締結した。tm5は3年で70社への導入を目標としている。

 欧州や北米では資金管理(Treasury、トレジャリー)に関する法整備が進んでおり、BELLINはこの分野で長い実績があるという。日本企業でも、汚職や不正会計など金融にまつわる国内外のリスクは年々高まり、ガバナンス強化は必須となっている。世界情勢が激しく変動する中、外国為替や株式、投資信託、国債、社債、商品先物などのポートフォリオを常に確認して、素早く対応することも求められている。

 だが、国内での資金管理システムの選択肢は少なく、資金管理に精通した人材の確保も課題となっている。こうした背景から今回、ディーバはBELLINと手を組むことで、日本水準の高品質な資金管理サービスを提供すると意義を説明している。

 tm5は、グローバルな資金管理に求められる機能を網羅したというCMS。多通貨残高一覧を自動で計算してグループ全体の資金を容易に可視化する機能、資金予測を導き出す機能、資金を集中、配分する機能があるという。

 借越金利、外国為替、株式、長期借入金、国債、社債、商品先物などのポートフォリオを一覧化し、リスクを分析する機能や各銀行への送金連絡機能、各ディーラーとの電子取引システム連携機能、グループ内外の支払業務の効率化を図るネッティング機能やオフセット機能などを備えている。各種の統合基幹業務システム(ERP)との自動連携も可能としている。

 世界200カ国1万800以上の金融機関や企業をつなぐオンラインシステムSWIFTとの連携で網羅的かつセキュアな機能を提供できると説明。tm5を活用することで、不正会計や汚職を防止するガバナンス強化、為替や商品先物の変動リスクのヘッジ、グループ全体の資金流動性の向上、事務作業の効率化を実現できるという。

 tm5はこれまでトレジャリー先進国である欧州や北米で17年以上の実績を積み、日本国内の大手自動車メーカーや総合電機メーカー、総合化学メーカーの海外子会社へも導入が進んでいる。

 ディーバでは、tm5を日本市場で提供するだけでなく、連結会計システム「DivaSystem」の提供やグループ経営管理高度化のためのコンサルティングとアウトソーシングの実績をもとにtm5を活用してグローバル資金管理の実業務を請け負う資金管理アウトソーシングサービスも提供する。今後は、グローバルに展開する国内企業を中心にtm5と資金管理アウトソーシングサービスの導入を推し進めるほか、DivaSystemとの連携強化も予定している。

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