歯科医師国家試験の予備校である麻布デンタルアカデミーはモバイル向けコンテンツ管理(MCM)システムを採用、情報共有基盤を刷新した。インフォテリアが8月21日に発表した。
麻布デンタルアカデミーでは国家試験の難易度が上がったこともあり、受講生が急増している。サポート体制を維持するため、授業へのタブレット活用を進める。臨床写真や正答率分布をセキュアに配信するためにMCMシステム「Handbook」で管理。授業運営を効率化するとともに学習効率も向上したという。
これにより、持ち出し不可であった臨床写真を自宅でも参照できるようになったほか、正答率分布などの紙資料をタブレットで確認できるようになった。予備校スタッフによる紙資料の配布や、閲覧資料の差し替えにおける作業時間を大幅に削減したと説明する。
今後は、2014年夏からは自校で出版している参考書を一部Handbookに登録し、電子書籍として参照できるようにするとともに、登録冊数の拡充を進める。学習効果を最大化できる紙とデジタルの使い分けを模索するとしている。
システム利用イメージ(インフォテリア提供)