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グーグルもマイクロソフトも--なぜ米IT企業はインド人CEOを好むのか - (page 4)

Rajiv Rao (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2015-08-27 06:15

インド効果

 これらCEOのほとんどすべては、さまざまな理由でインドから大きな影響を受けている。英国による植民地化はインドにとって数多くの負の遺産を残したと言えるが(植民地化される前までは、全世界の経済の24%を占めていたインドのGDPが、20世紀には4%にまで低下した)、英国は中国や欧州諸国を抜き去るうえで役立つものを与えてくれた。それは英語だ。

 また、インド人は英国からマネジメント技術も受け継いだ。企業を組織的に運営し、チームを率い、産業組織における専門家集団になることが第2の天性となったわけだ。この点に関しては、インドのマネジメント分野の教祖的存在であり、筆者も敬愛するS.L. Rao氏の書籍「From Servants to Masters」が参考になるはずだ。実際のところ、インド人に企業運営を任せるというトレンドは、テクノロジ企業だけでなく米国や欧州のマネジメントスクール全体にも存在している。これらのスクールではインド人リーダーが圧倒的に多いのだ。

 インド出身の能力あるCEOがもたらすその他の重要なメリットとして、有望な、そしてしばしば複雑な新興市場を見極める能力が挙げられる。これらの市場は、多くのテクノロジ企業にとって大きく成長する場となる。このため、そのような市場に到達する方法と、その市場に製品をもたらす方法を知っているかどうかが勝負の分かれ目となる。Pichai氏がインドに赴き、低コストの「Android One」携帯を披露したのは驚くべき話ではない(実際のところ、Android Oneは華々しい成功を収めてはいないが、失敗と断ずるには時期尚早だ)。またNadella氏は最近、「Windows 10」のローンチイベントでケニヤに赴き、同国における数々のイニシアティブを発表している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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