
米内国歳入庁の情報漏えい
5月に報じられた米内国歳入庁(IRS)の情報漏えいは、約10万人の納税者に影響を与えた(その後、IRSは不正アクセス被害数を引き上げている)。これは、AnthemやUCLA Healthの事件に比べると規模が小さいように見えるが、納税者への影響は非常に大きいものであると言えるかもしれない。米内国歳入庁のシステムに存在した問題により、ハッカーは過去の納税申告書にアクセスすることができた。これには、資産情報や社会保障関連の情報も含まれていた。この情報漏えいが原因で、5000万ドルの税還付が誤って行われたと言われている。
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