
Kaspersky Labが攻撃を受け、懸念が広がる
ロシアのアンチウイルス・セキュリティ会社であるKaspersky Labへの攻撃は、規模こそ大きくなかったが、過激な行動でありリスクも高いものだった--主にハッカーにとって。Kaspersky Labは6月に、同社のシステムに対する「ほとんど目に見えない」ハッキング攻撃を検知したと発表した。この攻撃は、2011年のDuqu攻撃の背後にいた国によって行われた可能性が高いという。同社の強固な守りにより、データこそ盗まれなかったが、この事件で、最高のセキュリティ企業でさえ標的になり得るという憂慮すべきトレンドが明らかになった。
提供:Kaspersky