サンフランシスコ発--Pivotalは当地で開催中のVMwareの年次カンファレンス「VMworld 2015」で、VMwareによる最新の「Photon Platform」向けとなるターンキーソリューションを発表した。Photon Platformは、VMwareが同日発表した、コンテナや変化の多いワークロード向けのAPI主導のプラットフォームだ。
Pivotalのクラウドプラットフォームグループ担当ゼネラルマネージャー兼バイスプレジデントのJames Watters氏は、VMwareのPhoton Platformを「Pivotal Cloud Foundry向けのパーフェクトな基盤」と賞賛した。Pivotal Cloud FoundryはPivotalのPaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)製品で、そのまま使えるクラウドコンピューティング環境を約束するものだ。
PivotalとVMwareの協業は、クラウドを始めたばかりの顧客をターゲットとしている。特に、自社のクラウドを構築するか、クラウドネイティブなソフトウェアスタックを実装するかで迷っている顧客向けとなる。
PivotalのターンキーツールセットによりIT担当者は新しい開発環境を得られ、サブスクリプションベースの価格モデルにより拡張性のある実装が可能だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。