景気敏感株は割安でも上値が重い
リストは、株価収益率(PER)の低い順。つまり、PERや配当利回りから見て割安な銘柄が上位にある。下にいくほどPERが高い銘柄となる。
今期最高益を見込む企業の配当利回り、PER、PBR(8月31日時点、PERの低い順)

【注】楽天証券経済研究所が作成
PERの低い銘柄には、商社や自動車、電機など景気敏感株が多くなっている。PERや配当利回りから見て株価は割安だが、世界景気に不安がある間は、上値が重くなっている。
下位に出ているPERの高い銘柄には、医薬品や小売り、食品、サービスなど内需関連の景気の影響を受けにくいディフェンシブ株が多くなっている。世界景気に不安があるため、内需ディフェンシブ株はPERは高くても、株価が相対的に堅調な銘柄が多くなっている。
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