Microsoftは米国時間9月3日、従業員の生産性向上を目的とした作業データ分析を手がけるVoloMetrixを買収すると発表した。買収金額は明らかにされていない。
Microsoftの計画は、同社が「Office 365」製品に搭載しようとしている「Delve Organizational Analytics」機能にVoloMetrixのテクノロジを組み込むというものだ。
VoloMetrixは2011年に創業された新興企業で、シアトルを拠点とする。同社のソフトウェアは、企業の従業員がどのように仕事に取り組んでいるのかを容易に分析できるようにするもの。その目指す方向は、MicrosoftのDelve Organizational Analyticsと同じだ。
Microsoftは5月に開催した「Microsoft Ignite 2015」カンファレンスでDelve Organizational Analyticsのデモを実施している。同社によると、この機能の初期プレビュー版を10月中にリリースする予定で、2015年中に公開されるOffice 365の次期バージョンに同機能を搭載する計画だという。
Delve Organizational Analyticsは、Microsoftの「Office Graph」をベースにした検索およびプレゼンテーションアプリだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。