下落率の小さい銘柄を売り、下落率の大きい大型優良株を買う好機

ZDNet Japan Staff 2015年09月08日 11時06分

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 楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏は、今、日本株は良い買い場を迎えており、余裕資金があれば、日本株の買い増しを検討するといいという。

 また、保有を続けている銘柄についても、この機会に見直しすることをお薦めしている。今回は、窪田氏がファンドマネージャー時代に実施していた保有銘柄の見直し方法をご紹介する。

下落率の小さい業績が冴えない銘柄を売り、下落率の大きい大型優良株を買う好機

 今のように、日本株が暴落して、そろそろ売りのクライマックス(最終局面)と判断した時、窪田氏がファンドマネージャー時代に、やるべきことが2つあった。

  1. キャッシュを保有しているファンドで、日本株を買い増しする
  2. 下落率が低い業績のさえない銘柄を売り、下落率が大きい大型優良株を買う

日経平均急落局面では、大型優良株が急落する傾向がある

 今回のように外国人投資家が、急いで日本株を大量に売ろうとする時は、特に流動性を重視して売却銘柄を決める。したがって、日経平均先物や大型優良株が集中的に売られる傾向がある。業績が好調でも、過剰に売られる大型優良株が出てくるのは、こういう時だ。

 一方、中小型株には、業績がさえなくても、日経平均急落局面で大きく下がらないものがある。まず、外国人投資家があまり保有していない中小型株は売りがあまり出ない。また、外国人投資家が保有している中小型株でも、流動性が低いものは、急いで売ることができないので、売りを後回しにすることがある。

 もし皆様が、下落率の低い業績のさえない中小型株をお持ちなら、この機会に売却して、下落率の大きい大型優良株に乗り換えることが得策だろう。

 以下、ご参考までに、楽天証券スーパースクリーナーを使い、8月10日以降の株価下落率が日経平均より大きい銘柄をスクリーニングした。

日経平均より下落率の大きい銘柄リスト:時価総額2.5兆円以上の大型株から抽出、下落率は8月10日から9月4日までで計算


(注:楽天証券スーパースクリーナーより作成)

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