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9月16、17日のFOMC注目点

ZDNet Japan Staff

2015-09-15 10:34

 9月14日の日経平均は298円(1.6%)安の1万7965円と、再び1万8000円を割れた。日経平均は、先週水曜日(9月9日)に前日比1343円高の1万8770円と21年ぶりの上昇幅を記録し、大底をつけたと思われたが、その後、3営業日連続安で1万8000円を割った。

 中国経済への不安、米国が利上げを強行する不安を背景に、外国人投資家が日本株を売る流れはまだ続いている模様だ。

 今回は、世界的に注目が高まっている、16、17日のFOMCの注目点を楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏が解説する。

テクニカルには正念場

日経平均推移:2015年7月1日~9月14日


(注:楽天証券マーケットスピードより作成)

 日経平均に、まだ、底入れ感は出ない。9月に入っても、上値、下値とも切り下げる展開(上図に赤のラインで表示)が続いており、調整が長引く気配もある。中国発の悪材料は、簡単に解消されそうにない。

 ただし、米国利上げへの不安は、今週のFOMC後の米FRB(連邦準備制度理事会)の声明内容次第では、解消に向かう可能性はある。

米FOMCに注目集まる

 中国の景気不安が、新興国・資源国全般に広がる可能性が懸念される中、米景気のみ一人好調で気を吐いている。足元の米景気指標を見る限り、9月の利上げも完全には否定できない状況だ。

 ただし、ここで米国が利上げして、さらにドルに資金が集中すると、新興国・資源国からの資金流出が止まらなくなり、新興国危機の引き金をひくことになりかねない。

 FRBはかつて「米国は世界の中央銀行ではない」として、利上げ判断は米国の経済状況によって決めるとしてきた。ただし、最近は「世界の金融動向や景気不安にも配慮が必要」と、発言を修正している。今まさに世界の金融不安が高まりつつある中で、9月に利上げを実施することはないと考えるのが普通だ。

 ただし、それでも9月に利上げを実施する可能性は完全には否定できない。早めに一度利上げを実施したうえで、「追加利上げは当分実施しない」ことを明確に示唆し、市場に広がったドル金利の先高感を抑える戦略をとるとの見方もある。

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