インテグレーション
インテグレーション機能を使って、ワークフロー内で既に使用している一部のアプリやツールをSlackと連携することができる。「Dropbox」「Github」「Google Calendar」「Jira」など、広く利用されているアプリが対応している。プログラミングのスキルがあれば、独自のインテグレーションを開発することも、好みに合わせてカスタマイズすることもできる。
たとえばTwitterと連携して、特定のツイートが特定のチャンネルに投稿されるようにすることも可能だ。ソーシャルメディアを使用して顧客サービスのリクエストを処理する企業には便利だ。また、「Hangouts」などのGoogleサービスと連携すると、Slackのチャンネルから直接ハングアウトを開始できる。
「Slackbot」
SlackbotはSlack内でプログラム可能なAI機能だ。最初にSlackbotに触れるのは、ユーザープロフィールを作成するときだろう。Slackbotは厳密にはインテグレーションなので、使用を開始する前に自分のアカウントに追加しておく必要がある。Slackbotはこちらから入手できる。
インストールが完了すると、Slackbotをプログラムして、特定のプロンプトに応答したり、質問を受けたときに関連情報を表示したりすることができるようになる。たとえば、特定の日にオフィスが営業しているかどうかを尋ねると、会社のカレンダーを表示するようにプログラムできる。
ショートカット
Slack内で使用可能なショートカットは2種類ある。従来型のショートカットとスラッシュコマンドだ。通常のショートカットは誰もがよく知る仕組みで、特定のキーの組み合わせを使ってコマンドを実行する。Slackのショートカットの一覧はSlackのサイトに掲載されている。
スラッシュコマンドは、「/」キーと対応する言葉を使って実行するアクションだ。たとえば、「/archive」は現在のチャンネルをアーカイブし、「/prefs」は設定ダイアログを開く。一部のスラッシュコマンドは管理者しか使用できないが、ユーザーがカスタムのスラッシュコマンドを作成することも可能だ。スラッシュコマンドの一覧はSlackのサイトに掲載されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。