編集部からのお知らせ
解説集:台頭するロボット市場のいま
解説集:データ活用で考えるデータの選び方

インテル、NVMe対応の超高速SSD「P3608」シリーズを発表

Sean Portnoy (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2015-09-28 10:16

 Intelは米国時間9月23日、NVM Express(Non-Volatile Memory Express:NVMe)インターフェースに対応した、データセンター向けの超高速SSD製品を発表した。なお、同じ週にサムスンは、NVMeインターフェースに対応したコンシューマー向けSSD製品を発表している。

 Intelの「SSD DC P3608 Series」では1.6テラバイトと3.2テラバイト、4テラバイトのモデルが用意されているが、注目すべき点は容量よりも処理性能にある。本製品が採用しているNVMeインターフェースはPCI Express規格(この製品ではPCI Express 3.0 x8)に対応しているため、SATA規格よりも高速なデータ転送速度を実現している。また同製品には、電源喪失時の管理機能や、耐久性の向上(4テラバイトのモデルでは22ペタバイト近くの書き込みが可能)、誤り訂正コード(ECC)といった、企業顧客の要求する特徴も備えられている。

 Intelによると、SSD DC P3608 Seriesはその容量を2つに分割し、それぞれに独立したコントローラを用意するというアーキテクチャによって、データ転送が並列化されるため、処理速度の向上とともに、CPU使用率の低減が図られるという。また同社は、特定の「Xeon」プロセッサとともに使用することで自動的に、RAID 0アレイ(ストライピング)ストレージにおける2つの「レーン」が実現できると述べている。


 これによりシーケンシャル読み込み速度は毎秒4.5Gバイトから5Gバイト、シーケンシャル書き込み速度は毎秒2Gバイトから3Gバイト、4Kバイトのランダム読み込み速度は85万IOPS、4Kバイトのランダム書き込みは5万から15万IOPSという高速な性能が実現されている(数値は容量によって異なっており、1.6テラバイトモデルが最速となっている)。この速度はレビューサイトにおける初期レビューでも確認されており、HotHardwareは「われわれがテストした1.6テラバイトモデルのランダムな入出力性能は、これまでにテストした製品のうちで最も優れていた」としており、The SSD Reviewはこのドライブが「今までにテストしたなかで最高速のSSDだ」としている。

 Intelのコンシューマー向けNVMe対応SSD製品である「SSD 750 Series」は、読み込み速度で毎秒2.4Gバイト、書き込み速度で毎秒1.2Gバイトを達成している。

 今回リリースされたSSD製品の価格は、1.6テラバイトモデルは3509ドル、3.2テラバイトモデルは7009ドル、4テラバイトモデルは8759ドルとなっており、コンシューマー向けのSSD製品と比べるとはるかに高額であるが、企業向けの製品としては競争力を有している。もっともIntelは、パフォーマンス上のボトルネックや、データ喪失によって引き起こされるコストの方がずっと大きなものになるという事実が、この製品の訴求力を高めると考えている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

Special PR

特集

CIO

セキュリティ

スペシャル

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]