Workdayは米国時間9月29日、「Workday Learning」を提供する計画を発表した。これにより学習管理システム(LMS)市場に進出し、Cornerstone OnDemandやSaba Softwareといったパートナー企業と競合することになる。
Workdayによると、Workday Learningは2016年後半にリリース予定。同社はラスベガスで開催中の「Workday Rising 2015」カンファレンスで同製品を発表した。
Workday Learningは同社のこれまでの事業展開と同様のパターンをたどることになる。顧客が新しいアプリケーションを要求し、Workdayが設計を担当することで実現性を評価し、公式な発表を行ってから、アーリーアダプターとなる顧客と協力して機能やワークフロー、ユーザーエクスペリエンスを作り上げていく。
Workday Learningに関しては、同社はathenahealthやカリフォルニア美術大学、コーネル大学、McKee Foodsの従業員からのフィードバックを取り込んでいる。
Workdayの製品担当シニアバイスプレジデントであるLeighanne Levensaler氏は、同社の中核製品である人事管理アプリケーションに学習管理機能を統合することで、Workday Learningは個人間でのやり取りやコラボレーションを促進するとともに、よりモバイルな存在になるはずだと述べたうえで、「人々はお互いから学ぶようになる」と述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。