さらにMicrosoftの担当者は9月第4週に、分かりにくかったWindows 10の「Windows as a Service」(WaaS)ポリシーに関するより詳細な手引きを新たに公開した。
筆者は過去に、Windows 10には「Current Branch」「Current Branch for Business」「Long-Term Servicing Branch」の3つの「ブランチ」があると何度か記事で書いている。これまで筆者は、同社が(公式または非公式に)戦略について公開したさまざまな情報の断片をつなぎ合わせて、同社のWaaS戦略の全体像を見いだそうとしてきた。
そして9月第4週の終わりに、ようやく公式に「Windows 10に対するサービスの概要」(Introduction to Windows 10 Servicing)ページが公開された。このページでは、さまざまなWindows 10ユーザーのアップデートパスについて説明している。ここには、この数カ月間Windows 10のサービスについて悩んできた人にとっては、新しい情報は載っていない。しかし、これらの情報すべてが(依然として複雑ではあるが)1カ所にまとまっているのは素晴らしいことだ。
このページには、MicrosoftがWindows 10に毎年2つから3つの新機能をリリースし、「サポート対象の機能アップグレードに対して、必要に応じてサービスアップデートを公開する」予定であることがあらためて述べられている。サービスアップデート(セキュリティパッチおよび「その他の重要なアップデート」を意味する)は、月例パッチのタイミングと、その他必要なタイミングで公開される。
同社はまた、ITプロフェッショナルに役立つ、Windows 10の導入オプションや互換性、サポートインフラなどについてのページへのリンクを掲載した、「Windows 10導入の計画」(Plan for Windows 10 Deployment)ページを公開している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。