編集部からのお知らせ
解説:1st ? 2nd ? 3rd ? データ活用での選択
セキュリティの懸念高まる産業用制御機器

中国経済への悲観が強まるなか、あえて中国関連株を選ぶと…

ZDNet Japan Staff

2015-10-08 12:29

 今、中国経済への悲観が強まっている。これから始まる9月中間決算の発表では、中国で事業を展開している企業の業績悪化が話題になるだろう。そんな不安を映して、日本株でも、いわゆる「中国関連株」は株価下落率が高く、株価収益率(PER)や株価純資産倍率(PBR)で見て割安になっている銘柄が増えている。

 こんな時にあえて、中国関連株から投資銘柄を選ぶと、どのようなものが挙げられるだろうか? 楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏が紹介する。

人の行く裏に道あり花の山

 嫌われ者の割安株を買うと、そのまま株価が低迷することが多いが、中には見直されて株価が大きく上昇するものもある。中国関連株にも、決して買うべきでない不振株と見直し余地のある株があるだろう。

 なるべく、後から見直される余地の大きい中国関連株に投資したいものだ。以下のようなものが、その候補になるだろう。

(1)イメージだけの「中国関連株」

 中国関連事業をやっているので「中国関連株」と言われ株価が安くなっているが、売上高と利益に占める中国事業の比率は高くない。業績好調のわりに株価が安くなっているので、決算発表後に見直される。

(2)株価が下げ過ぎの「中国関連株」

 中国経済の影響を受け、業績が悪化している。そのために株価が急落した。確かに中国事業の不振で今期利益は不振だが、株価は下げ過ぎている。決算発表で低調な業績を発表しても、市場の懸念ほど利益が減っていなければ株価は見直されて上昇する。

「日経中国関連株50」から選ぶ投資参考銘柄

 日本経済新聞社は、中国関連事業をやっている主要日本企業50社を選定し、「日経中国関連株50」に指定している。その中から、PERやPBRが低く、今後見直し余地があると考えられる銘柄は、以下の通りだ。

日経中国関連株50から選んだ投資の参考銘柄



(注:楽天証券経済研究所が作成)

 ただし、「中国関連株」への投資は、現時点では手探り状態だ。今から投資して、リバウンドが狙えるものを選別しているつもりだが、中国関連事業の利益が予想以上に悪化するリスクも残っている。中国関連株への過大な傾斜は避けるべきだろう。

 過去に鉄鋼株を投資の参考銘柄として何回か紹介してきたが、紹介してから株価は下がっている。鉄鋼産業全般に今期の業績は、窪田氏の見通しより悪化している。

 ただし、長期的な利益回復見通しは、現時点で変わっていないので、株価下落によって株価がさらに割安になったと判断した新日鐵住金(5401)を投資の参考銘柄に改めて掲載している。 鉄鋼産業の現状については、9月中間決算の発表後に改めて報告したい。

 過去記事は、キーワード「日本株展望」から読めます。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

Special PR

特集

CIO

セキュリティ

スペシャル

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]