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日立、ビッグデータ分析のシステム導入を支援--Pentahoを活用

NO BUDGET

2015-10-21 17:56

 日立製作所は10月21日、ビッグデータ利活用での手法の試行や検証、検証結果の可視化や評価に関する技術支援を、それらを実行するための検証環境とあわせたサービスの販売を開始した。

 このサービスは、ビッグデータ利活用の最適な手法を導き出すために技術面から支援する「データ利活用トライアルサービス」と、ビジネスインテリジェンス(BI)ツール「Pentaho」をインストールしたシステム検証環境をクラウドで利用できる「データ利活用検証支援サービス」の2種類のサービスで構成される。

 データ利活用トライアルサービスは、ユーザー企業のシステム環境の特性やデータの形式、種別などをヒアリングし、それに基づき、分析対象データを仕分け、分析結果の可視化での要点を提示、分析結果に対する適切な評価指標を設定するなどを提供する。検証結果に関するレポート作成支援、本格導入の際のシステム要件の提案など検証結果を踏まえたシステム本格導入に向けて支援する。

 データ利活用検証支援サービスは、データ利活用トライアルサービスで具体化したビッグデータ利活用手法について、Pentahoをインストールした日立のクラウド上のシステム検証環境で導入効果を実際に検証するサービス。ユーザー企業のPCから遠隔でシステム検証環境を利用できるため、初期投資を抑えられるという。サンプルデータを使った分析に加え、顧客の実データの持ち込みにも対応する。Pentahoのデータ統合機能により、多様なデータを関連させた高度なデータ分析であっても、迅速に検証結果を確認できるとしている。

 両サービスともに価格は個別見積もり。11月20日から提供する。

 Pentahoは、業務情報やセンサデータなど多種多様なビッグデータを迅速に統合、分析、可視化できるというソフトウェア。世界で1400社のユーザーがいる。

 オープンソースソフトウェアコミュニティを活用して開発され、分散並列処理プログラミングフレームワーク「Apache Hadoop」などのデータソースやさまざまなアプリケーションとの高い親和性を持つとされている。100種類以上のデータ形式に対応した収集機能やデータ変換機能があり、多種多様なデータを迅速かつ容易に統合できるため、既存の業務システムに変更を加えることなく、さまざまなシステムを連携させた高度な分析が可能と説明している。

 開発元のPentaho Corporationは、日立の米国子会社Hitachi Data Systemsが5月末に買収。日立は、日立グループ各社が共通的に利用でき、それぞれの顧客への価値創出の基盤となるサービスプラットフォームの開発を進めており、Pentahoをその中核と位置づけている。

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