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「最後のドル箱」フィールドサービス支援で日本上陸--米サービスマックスCEO - (page 2)

大西高弘 (NO BUDGET)

2015-10-22 14:02

IoTシステムとの連携も

 サービスマックスには、作業・部品、顧客・契約、スケジュールなどの管理機能はもちろん、業務解析、分析やダッシュボード機能を備え、さらにユーザーが顧客や代理店など外部企業と情報連携するコミュニケーション機能もあり、フィールドサービス支援に必要なものは十分そろえている。当然モバイルデバイスでの活用においても自由度の高い設定機能がある。

 さらに他システムとの連携についても、販売代理店契約(サービスマックスは日本国内ではすべて間接販売)を結んでいるテラスカイのデータ連携サービスと密接な提携を実施している。連携でいえば、他のForce.com系サービスとの連携も容易であるため、サービスマックス経由で得られたさまざまな情報を経営に利用しやすい。

 システム連携という点でいえば、同社は、IoT関連企業と提携し、M2Mシステムなどとの連携体制も構築している。

 「大規模なセンサ情報を利用して、無駄のないプロアクティブな保守点検作業が可能になる。フィールドサービスではこれからIoT関連のシステムを利用する機会が増加するのは明白で、当社としてもこうしたソリューションをいち早く利用できるようにし、先駆者となっていきたい」(Yarnold氏)

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