海外コメンタリー

オラクルCEOのクラウド市場予想は妥当?--そしてGEとの対談で気になったこと

Chris Kanaracus (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子 2015年10月30日 06時15分

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 Oracleの最高経営責任者(CEO)Mark Hurd氏は年次イベント「Oracle OpenWorld 2015」の基調講演で、2025年のクラウド市場に関する同社の5つの予測を提示した。

  1. 本番環境にあるアプリケーションの80%がクラウド上に配備されるようになる。
  2. SaaSアプリケーション市場の80%は2社のスイートプロバイダーによって占められ、残りのわずか20%が単独のSaaSソリューションを提供するプロバイダーで分け合われるようになる。
  3. 新規ソフトウェアの開発やテストはすべてクラウド上で行われるようになる。Hurd氏によると、今日では開発やテストがIT投資の30〜40%を占めているため、コスト削減という観点から、これらは魅力的なクラウド移行対象になるという。
  4. 2025年までに、実質的にすべての企業データがクラウド上に格納されるようになる。Hurd氏はその理由として経済性や、アクセスの容易さ、リアルタイムでの可用性を挙げた。
  5. エンタープライズクラウドが最もセキュアなIT環境となる。同氏はOracleのクラウドがどこよりもセキュアだと主張した。

筆者の見解:最も同意しやすいのは、開発およびテストに関するHurd氏の予測だ。というのも、大小さまざまな規模のベンダーが既に数多くの製品を提供しているという点で、この分野は十分成熟しているためだ。


 SaaSアプリケーション市場が2社のスイートプロバイダーによって占められるという予測の妥当性については、2025年までにどれだけ多くの企業が合併するかにかかっている。コンシューマーの観点から見た場合、各ベンダーがどの程度うまく統合や協調を進められるのかがキーポイントの1つとなるだろう。

 最後に、Hurd氏はデータやセキュリティに関する予測にあまり多くの時間を割かなかった。しかしこれらの話題についてはいずれも、Oracleの最高技術責任者(CTO)Larry Ellison氏による、今回のOpenWorldで2回目となる27日の基調講演でより詳しく語られている。

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