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マイクロサービス導入による破滅を避けるための8つのルール - (page 2)

Joe McKendrick (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2015-11-05 06:15

 4.早めに、多くのものを自動化する。「マイクロサービスを成功させようとする取り組みには、多くの『可動部分』が存在する」とBradley氏は言う。またAlagarasan氏は、マイクロサービスに取り組む企業には、最低でも「テストと導入を自動的に行う手段」が必要だと警告している。「マイクロサービスは、必要な変化に対応できるだけの敏捷性の獲得を目指すものだ。品質管理のためには、各サービスがユニットテスト、機能テスト、セキュリティテスト、性能テストを自動で行える必要がある」(Alagarasan氏)

 5.サービスの分割は、技術的な要因ではなく、業務上の機能をもとに行う。これは、技術的な結合性を理由にサービスを融合させることは避け、互いに独立して機能するというマイクロサービスの能力を維持するということだ。「複数の、技術的または物理的なサービスレイヤを作ることは、提供時の複雑さとランタイム時の非効率性を生むだけだ」とAlagarasan氏は言う。「サービスは、求められている単一の業務上の機能を実現するために必要なものすべてを実装した、ビジネスエンティティの最小単位として捉えるべきだ。自己完結したサービスは、レイヤ化されたサービスよりも自律性とスケーラビリティが高い」

 6.あらゆるものをテストする。前述の自律性とともに、「導入するすべてのサービスは、テストのための機能一式を持っていなければならない。これは、すべてのサービス機能、セキュリティ、性能、エラー処理のテスト、および現在および未来のすべての消費者の視点から実施する消費者主導テストの、すべてをカバーしている必要がある。これは、自動化された回帰的テストのビルドパイプラインの一部として含まれていなくてはならない」とAlagarasan氏は述べている。

 7.バージョン管理の掌握。Alagarasan氏は、サービスにバージョンが1つしかないと仮定すべきではないと述べている。サービスが導入されると、エンドユーザーは変更を求めるものであり、機能を追加した新たなリリースが必要になる。「一部の企業は、愚かにもバージョンを増やすのを避けようとしている」と同氏は指摘する。「サービスは、変化は避けられないという前提の下に設計されるべきだ。前方互換性を確保した上でサービスの変更を管理でき、消費者が適切にアップグレードを行えるような戦略を立てなければならない。さもなければ、消費者は1つのバージョンのサービスに縛り付けられることになり、変化が起これば破綻してしまう」(Alagarasan氏)

 8.取り組みを継続する。Bradley氏は、「一旦マイクロサービスの利用を選択したら、元のやり方に戻すのは極めて困難だ。マイクロサービスを取り入れることで起こる、文化、ツール、そしてプロセスの変化は、簡単に元に戻せるものではない」として、一度始めたら止めることはできないと述べている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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