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クラウド最大の懸念を払拭?クラウドセキュリティに乗り出すオラクル - (page 2)

末岡洋子

2015-10-29 17:39

IaaSではプライベート

 Elison氏はセキュリティについて話した後、IaaSやエンジニアドシステムなどについても発表した。

 IaaSではまず、「Elastic Compute Cloud」で「Elastic Cloud」と「Dedicated Cloud」の2種類から選択できるようになった。Dedicated Cloudは、自社専用の安全なコンピューティングゾーンを持つことができるオプションで、サイト間もVPN通信で接続する大企業向けのサービス。価格はAmazon Web Services(AWS)のShared Computeの半分という。

 ストレージでは6月に発表した「Archive Storage Cloud Service」で、「Hierarchical Storage Manager」という管理機能を導入した。Archiveサービスをフラッシュ、ディスク、テープなどのストレージデバイスの拡張として利用できるものとなる。なお、Archive Storage Cloud Serviceの料金は月0.001ドル/GBで、「GBあたりの料金は業界最安」という。

 このほか、会期中SaaS、PaaSでも多数の製品を発表している。

 エンジニアドシステムでは、「Oracle Private Cloud Machine for PaaS & IaaS」を発表した。Oracleパブリッククラウドとまったく同じソフトウェア、ハードウェアを自社データセンターで構築できるもので、ワークロードをやりとりでき、単一の画面で両方を管理できる。

 これらはすべて、「パブリッククラウドとオンプレミスは長いあいだ共存するという考えに基づくもので、Oracleはオンプレミスとクラウドで同じ技術を提供することでこの共存期間を支援する」とEllison氏は開発の背景を説明した。

 そして「SQL Developer」を使って、パブリッククラウドとオンプレミスで動いているワークロードをスムーズに動かすというライブデモも披露した。


画面下がワークロードの状態、
ワークロードを動かすと状態を示すハートビートが変わっているのがわかる

 エンジニアドシステム事業は好調で、2014年10月は約1万600台だった出荷台数が現在は約1万5200台に達しているという。Exadataは7321台。これらの数字にはOracleのデータセンター向けの出荷は含まれていない。「IBMを追い越しつつあり、大規模システムでは半年以内に最大のサプライヤーになる」とEllisonは胸を張った。

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