NECは、10月27日、OpenStackの実運用経験に基づく技術者育成サービスの提供を発表した。提供開始は2016年春から。2016年春からOpenStackの運用についてはNTTドコモの協力のもと、NECのOpenStackに関する技術やノウハウを提供する。
また、育成サービスについては、NECマネジメントパートナーの教育カリキュラムとして提供し、特定非営利活動法人エルピーアイジャパンのOpenStack技術者認定試験との連携も図っていく。
国内においてもデータセンターやインターネット企業を中心にOpenStackの採用事例が増えている。
しかし、OpenStackで構築したクラウド基盤を運用していくのは簡単ではなく、運用時に発生するトラブルや障害に対処できる技術者は不足している。
NECは、OpenStackを十分に習熟していなくても作業ができるノウハウやナレッジベースを整備しており、今回のサービス提供によってこれらの知識基盤を利用しながらOpenStack環境に対応できる技術者を育成していく。