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ユニシス上期、製品とサービス好調で増収増益--2017年度に売上高3200億円目指す

大河原克行

2015-11-07 09:00

 日本ユニシスが11月6日に発表した2015年度上期(4~9月)連結業績は、売上高が前年同期比5.3%減の1283億円、営業利益は同27.6%増の42億円、経常利益は同6.9%増の37億円、当期純利益は同27.2%増の24億円となった。

 同社は、2015年度を初年度とする3カ年の中期経営計画をスタートさせており、代表取締役社長の黒川茂氏は、「製品販売、システムサービスが好調であり、人件費などの販管費の削減効果もあり、増収増益。売上高、利益ともに計画を上回った。中期経営計画の初年度としては、順調に推移している」とコメントした。

2015年度上期連結業績
2015年度上期連結業績(単位:億円、ユニシス提供)
黒川茂氏
日本ユニシス 代表取締役社長 黒川茂氏

 「電力小売全面自由化やマイナンバー制度の導入、東京五輪に向けた動きもあり、下期も堅調な状況が続くと見込んでいる。2015年度は、業績達成と新たなビジネス創出のための下地づくりという意味では、重要な1年になる」(黒川氏)

 代表取締役常務執行役員の向井俊雄氏は、「受注については、金融、電力・サービスなどが好調。受注残高はアウトソーシングの受注増加がある」と説明した。

 セグメント別業績では、サービスの売上高は前年同期比2.0%増の903億円、売上総利益が同2.9%減の230億円。そのうち、システムサービスの売上高が前年同期比3.3%増の396億円、売上総利益が同3.4%減の102億円。サポートサービスの売上高が同0.1%減の270億円、売上総利益が同10.6%減の74億円。アウトソーシングの売上高が同2.6%増の194億円、売上総利益が同13.6%増の41億円。その他サービスの売上高が同0.3%増の41億円、売上総利益が同4.4%増の11億円となった。

 「システムサービスは、金融機関向けが好調であるが、第1四半期の開発投資があり減益となった」という。

 ソフトウェアの売上高は前年同期比17.4%増の142億円、売上総利益が同4.6%増の32億円。そのうち、メインフレーム系の売上高は同2.4%減の25億円、オープン系が同22.7%増の117億円だった。

 ハードウェアの売上高は前年同期比12.1%増の236億円、売上総利益が同7.1%増の34億円。そのうち、コンピュータ販売の売上高が前年同期比14.2%増の221億円、売上総利益が同23.1%増の24億円。コンピュータ賃貸収入の売上高が前年同期比11.9%減の14億円。売上総利益が同18.8%減の9億円となった。ハードウェアのうち、メインフレーム系の売上高は前年同期比2.4%増の12億円、オープン系が同12.7%増の225億円だった。

 クラウドへの取り組みについては、「それほど伸びていないというのが実態である。われわれは、ひとつの実現手段としてクラウドを捉えている。クラウドがすべてではない。ただ、新たなクラウドサービスを取り入れており、独自のU-Cloud、提携関係にあるDNP(大日本印刷)のクラウド、そしてMicrosoft Azureなどのメガクラウドをフェデレーションしていくことになる」とした。

 マーケット別の売上高は、金融機関が前年同期比1.0%減の325億円、官公庁が同4.4%増の70億円、製造が同12.6%増の221億円、商業・流通が同1.8%増の177億円、電力・サービスなどが同8.0%増の490億円となった。

 「電力小売全面自由化に伴う案件により、電力・サービスが増収となった。地銀や信金を中心にシステム更改案件が活況である」とした。

 通期の業績見通しは据え置き、売上高は前年度比4.0%増の2800億円、営業利益は同14.4%増の125億円、経常利益は同3.0%減の120億円、当期純利益は同17.3%増の85億円とした。当期純利益は過去最高を見込むことになる。

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