――エンドツーエンドのソリューションベンダーにどのぐらい近づいていると考える?
事業部で大きな部分を占めるPowerEdgeサーバは成功している。だがこれは、サーバそのものではなく、われわれがデータセンター分野で示すビジョンに賛同してもらっているからだ。
サーバはデータセンターのビルディングブロックとなり、ソフトウェア定義(Software Defined)、処理能力中心のアーキテクチャではさまざまな機能がx86サーバの上で動く。現在、Dellがサーバ分野でもつリーダー的ポジションは、将来のデータセンターの土台となることだろう。
われわれはプロプライエタリを持たず、常にオープンな業界標準を受け入れてきた。これはITの民主化だと考えている。
現在世界レベルでは1000人単位で営業スタッフを増員している。日本でも約150人の営業担当が新たに加わった。競合は人員削減をしているが、われわれは増やしている。これは、われわれの市場に対する自信を裏付けるものと言える。