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「Windows 10」初のメジャーアップデート--法人向けに強化された主な新機能は? - (page 2)

Nick Heath (TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2015-11-17 06:30

 Microsoftが懸念しているのはWindows 10の導入ペースの鈍化だ。サードパーティーによる複数の調査で示されているように、リリース直後は速いペースで導入が進んだものの、Windows 10にアップグレードせずにWindows 7やWindows 8.1を使用し続けているユーザーも相当数いる。

 また多くのユーザーは、今回のアップデートに対してWindows 10の安定感の向上を望んでいる。

 Mary Jo Foley氏は米ZDNetの9月の記事で、「変動要素が多すぎるため、コンピューティングエクスペリエンスに安定感が不足している」というさまざまなWindows 10ユーザーの不満に同意している。

 しかしKorst氏は、Windows 10にアップグレードしたユーザーから異なる声を聞いていると主張している。

 同氏は「アップグレードしたユーザーの満足度は極めて高い。Windowsに対する満足度を世界的に見ると、Windows 7やWindows 8からWindows 10へとアップグレードしたユーザーの間では向上している」と述べたうえで、今回のアップデートにより、Windows 10の「互換性や安定性をさらに向上」させる「新たなコンポーネントが数多く提供される」と付け加えた。

日々の業務にもたらされるメリット

 今回のアップデートにおける最大の変更点はテレメトリデータの送信を無効化する方法や、アップデートを遅延させる新たな方法、より簡素化されたアプリ配備方法の提供といった、法人ユーザーに対するものと言ってよいだろう。

 「Windows Update for Business」によって、管理者は会社のPCに対するWindowsアップデートの配備を延期できる、すなわちアップデートを適用するタイミングごとにPCをグループ化したうえで、その適用日時を指定できるようになる。

 また「Windows Store for Business」により、従業員に対するアプリの配備を柔軟に行えるようにもなる。

 企業はアプリを一括購入したうえで、自社版の専用Windowsストアを構築し、事前に認めたWindowsストアアプリと、自社の業務アプリからなるオーダーメイドのアプリの一覧を従業員に提供できるようになる。さらに、アプリごとに使用対象者を限定することもできるようになる。

 こういったWindowsストアの構築には、「Windows 10 Pro」エディションか「Windows 10 Enterprise」エディションとともに、「Azure Active Directory」(Azure AD)のIDが必要となる。

 Korst氏は「この種のアプリを配布するうえで、管理者は大きな自由度を手にすることになる」と述べた。

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