「Cortana」の機能向上
今回のアップデートには、上述した新機能のほかに、ちょっとした変更も含まれている。Windows 10の仮想アシスタントである「Cortana」には、「Microsoft Surface」といったデバイス上の手書きメモから電話番号や電子メールアドレス、住所を認識する機能が追加されたため、ユーザーはリマインダに登録したい内容を気軽に書き留められるようになった(米国でのみ利用可能)。
またCortanaは、電子メールを読んでイベントの情報を管理したり、カレンダーから映画の鑑賞予定を取得したうえで、必要に応じて通知してくれる。さらに米国内では、Uberを利用した車の手配も可能となっている。
Cortanaは今回のアップデートで日本とオーストラリア、カナダ、インドでも利用可能になった。ただし、カナダとインドでは英語以外の公用語に対応していない。
なお「Microsoft Edge」ブラウザでは、パフォーマンスとセキュリティの向上が図られるとともに、タブの上にポインタを移動させるとオープンしているウェブサイトのプレビューが表示されるという、タブのプレビュー機能も追加されている。
また、Edgeのお気に入りとリーディングリストが、デバイス間で同期できるようになった。とは言うものの、ブラウザの機能を拡張するエクステンションはまだサポートされていない。Korst氏によると、この機能は2016年の初めにWindows Insider Programの参加者に向けて公開されるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。