Hewlett Packard Enterprise(HPE)は米国時間11月16日、同社のストレージ製品である「HPE StoreOnce」と「HPE StoreEver」を「HPE 3PAR StoreServ」システムに統合すると発表した。
HPEは8月に3PAR StoreServシステムの中核製品群を一新している。その狙いはオールフラッシュアレイ製品を検討している顧客の獲得だ。今回の発表は、従来のストレージが受け持っているワークロードのフラッシュアレイへの移行に向けたものだ。
同発表には以下の内容が含まれている。
- さまざまなストレージ形態を1つのシステムに統合する「3PAR StoreServ 8200 Converged File Block Starter Kit」の概要
- 仮想デスクトップインフラ(VDI)や「SharePoint」環境とともに、HPEの情報マネジメントソリューションに取り組んでいくための、3PAR StoreServ向け参照アーキテクチャ
- 3PAR StoreServシステムとリカバリーツール「HPE Data Protector」の統合
- StoreEverのライブラリ/メディア/ドライブ製品の自動化
- エントリレベルおよびミッドレンジのStoreOnceシステム製品と、OracleやSAP、Microsoft、Veritas、Veeamのアプリケーションのネイティブレベルでの統合
- データベースのパフォーマンスを向上させる「3PAR Flash Acceleration for Oracle」という新たなソリューションと、「3PAR Online Import Software」という移行ツール、3D NAND SSDのサポート
3D NAND SSDは12月17日より販売される。価格はドライブあたり2075ドルからで、容量は400Gバイトから。3PAR StoreServ 8200 Converged File and Block Starter Kitは、12月7日より販売される。価格は3万6201ドルから。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。