Veritas Technologiesは11月17日、グローバルパートナープログラム「ベリタス パートナー フォース」を日本でも展開すると発表した。パートナー各社から寄せられた意見に基づいて強化し、同社との事業拡大を視野に入れるパートナーにはこれまで以上の報奨金を渡す。
ベリタス パートナー フォースは、Symantecによる会社売却後の「新生Veritas」として初めて開催したチャネルカンファレンス「ベリタス アジアパシフィック パートナーリンク 2015 (Veritas Asia Pacific Partner Link 2015)」で発表したもの。同プログラムは、既存パートナーの皆様にも継続して円滑に活用できると同時に、チャネルへの投資が増強されている。
これまでのパートナープログラムに対する主な変更内容は以下の通り。
案件登録の上限の引き上げ
案件登録の上限が、50万USドル(6000万円相当)から100万USドル(1億2000万円相当)に引き上げられた(支払いレートは従来どおり維持)。これにより、より大規模な案件を登録できるようになる。
業績促進リベートの仕組みの強化
新たな3段階の支払いプログラムにより、業績促進リベートの仕組みが強化されるとともに、四半期に一度のリベート支払いプロセスも簡素化した。
「プラチナステータス」資格要件の簡素化
プラチナステータスの資格要件を統合し、プラチナステータス獲得のための「エキスパートコンピテンシー」の数を従来の3つから2つに削減。また、導入事例レポートの作成に関する要件も緩和された。
ベリタスのAPJチャネル責任者であるGeorge Wong氏は「APJ地域の企業経営者は、構造化されていないデータの増大という難題に対処するため、今後5年間でIT分野への投資をビッグデータに最大限配分するだろう」としている。