日本株展望

割安株に長期投資、成長株に短期投資--投資の参考銘柄を紹介

ZDNet Japan Staff 2015年11月19日 10時43分

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 11月18日の日経平均は前日比18円高の1万9649円だった。欧米株高を好感して朝方209円高の1万9840円まで上昇したが、その後上昇幅を縮小して引けた。投資環境の不透明要因がまだ払拭されていないので、しばらく上値が重くなりそうだ。

 ただ、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏は、 昨日のレポートに書いた通り、来年は日経平均が高値を抜けていくと予想しているという。

 今回は、今どういう銘柄に投資していったら良いか、参考銘柄を挙げる。

割安株に長期投資、成長株に短期投資

 窪田氏は、25年間日本株ファンドマネージャーをやってきたという。窪田氏の投資スタイルを一言でいうと、「割安株に長期投資・成長株に短期投資」で、東証株価指数を大幅に上回るパフォーマンスを上げることができたとのことだ。

 逆ではないか、と思った方もいるかもしれない。「成長株に長期投資し、割安株は大きく下がった時に短期リバウンド狙いで投資」でいいと思う方もいらっしゃるのではないだろうか。ところが、窪田氏が日本株を運用してきた1987~2013年は、特定の時期(1999年ITバブルなど)を除けば、おおむね割安株が成長株を上回るパフォーマンスを上げている。

 割安株は、言い方を変えれば「不人気株」だ。人気がないから株価が割安に放置されているのだ。それに対し、成長株は、言い方を変えれば「人気株」だ。バイオ、インバウンド、マイナンバー、IoT、ロボット関連などテーマ株は、人気が高く、株価が割高になっているものも多くある。

 不人気株に投資してパフォーマンスが良いとは、一体どういう訳だろうか。冷静に考えて、日本は高成長経済ではない。過去には、高成長を期待されて熱狂的に買われてきた小型株が、成長ストーリーが崩れた途端に暴落するケースが多くあった。小型成長株は、成長性崩壊の兆しが見えたらさっさと売り抜ける「短期投資」のスタンスで臨まないと大怪我することもある。

 一方、「もうだめだ」と思われた経営危機から、立ち直ってくる底力を持った企業が多いのも日本の特徴だ。会社が危機的な状況になると、従業員と経営者が一致団結して構造改革に取り組み、よみがえる企業はかなりたくさんあった。復活の兆しが見えてきた割安株に投資すると、高いリターンが得られるのは、こういうパターンだ。

 今日は、長期投資したいと思う割安株を参考銘柄として挙げる。

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