(4):延期期間が過ぎた後も更新のインストールを控えたいのであれば、ローカルグループポリシーエディタをオープンし、[Pause upgrades and updates](アップグレードおよび更新を一時停止する)というチェックボックスにチェックを入れる。これによって実質的にすべての更新やアップグレードがブロックされ、ユーザーが明示的にチェックボックスをクリアするまで(あるいは関連するポリシーに変更を加えるまで)一時停止状態になる。とは言うものの、いつまでも停止するようにはできない。35日後には更新のインストールが自動的に再開される。
Microsoftのセキュリティプログラムのマルウェア定義アップデートは延期できない点にも注意してほしい(Microsoft製ではないセキュリティプログラムをインストールしている場合、その更新の制御が優先され、Microsoftのマルウェア定義はダウンロードされない)。
皮肉なことに、EnterpriseエディションとEducationエディションでのみ選択できるオプションによって、これらの設定は完全に無視されてしまう。[Allow Telemetry]が0(つまり一番下のレベル)に設定されている場合、Windows Update for Businessの設定(アップグレードの延期や、更新の延期、アップグレードや更新の一時停止)は無視されてしまうのだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。