HPE Discover

HP分社化の背景にある「アイデア経済」到来の足音--HPE Discover - (page 3)

末岡洋子

2015-12-02 18:11

 Lewis氏が強調するのが、「インフラ・アズ・コード(コードとしてのインフラ)」だ。「Synergyは100%プログラマブルだ。継続して開発できる。単一のAPIですべてのリソースに迅速にアクセスし、実装できる。たった一行のコードでいい」という。

 そして、すべてのリソースがコンポーズ可能であること、統合されたAPIを持つこと、など真の意味でのコンポーザブルの要素を備えているとして「業界初の完全なコンポーザブルインフラ」とした。メリットはさまざまだが、ビジネスに必要なアプリケーションの要件に応じて実装でき、終わるとリソースを解放する。

 過剰なプロビジョニングが減り、CAPEXを削減できるという。これにより、「伝統的ビジネスとアイデアエコノミーの橋渡しができる」とLewis氏。

HPE Synergyの提供は2016年第2四半期

 HPEは同日、パブリッククラウド「Microsoft Azure」でのMicrosoftとの提携、さまざまなクラウドワークロードとクラウド事業者間での管理を可能にする「HPE Helion Managed Cloud Broker」など、ハイブリッド環境に関連する発表を複数行っている。

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