ピュア・ストレージとユニアデックス、コンバージドシステムの国内提供で協業

NO BUDGET

2015-12-07 18:43

 ピュア・ストレージ・ジャパンとユニアデックスは12月7日、ピュア・ストレージの垂直統合型システム「FlashStack CI」の国内提供で協業を開始すると発表した。ユニアデックスは同日から、販売と24時間365日の保守サービスを提供する。


FlashStack CI

 FlashStack CIは、米PureStorageが2014年12月に発表した垂直統合型機で、サーバとデスクトップ仮想化基盤やアプリケーションとデータベース環境基盤など、用途に応じて構成可能な柔軟性を持つパッケージとなっている。

 具体的には、ピュア・ストレージのオールフラッシュストレージ機に、Cisco SystemsのUCSサーバとNexusスイッチを組み合わせた構成となっており、さらに用途に応じてVMwareの仮想化ソフトウェアやOracle Databaseなどを稼働させることができる。

 これにより、データセンターの高速化をもたらすと同時に、可用性の高いシステムを実現した。小規模から大規模へのシームレスな拡張が可能で、ミッションクリティカルなアプリケーション環境でオールフラッシュの速度と信頼性を提供する。

 ユニアデックスは、マルチベンダーで構成したシステムの設計、導入・構築、運用・保守サービスまでをワンストップで提供することを強みとしており、FlashStack CIを構成する各要素についても設計から運用・保守サービスまでをトータルに提供できる。同社では今回、FlashStack CIの取り扱いを決めた。

 両社では今後、大学など文教系やサービス事業者をはじめ、幅広い業界・業種への導入を進め、FlashStack CIを仮想サーバーや仮想デスクトップ環境、データベース環境用インフラとして、3年間で30システムの導入を目指す。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  2. セキュリティ

    マンガでわかる脆弱性“診断”と脆弱性“管理”の違い--セキュリティ体制の強化に脆弱性管理ツールの活用

  3. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

  4. セキュリティ

    ISMSとPマークは何が違うのか--第三者認証取得を目指す企業が最初に理解すべきこと

  5. セキュリティ

    クラウドセキュリティ管理導入による投資収益率(ROI)は264%--米フォレスター調査レポート

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]