ピュア・ストレージ・ジャパンとユニアデックスは12月7日、ピュア・ストレージの垂直統合型システム「FlashStack CI」の国内提供で協業を開始すると発表した。ユニアデックスは同日から、販売と24時間365日の保守サービスを提供する。
FlashStack CI
FlashStack CIは、米PureStorageが2014年12月に発表した垂直統合型機で、サーバとデスクトップ仮想化基盤やアプリケーションとデータベース環境基盤など、用途に応じて構成可能な柔軟性を持つパッケージとなっている。
具体的には、ピュア・ストレージのオールフラッシュストレージ機に、Cisco SystemsのUCSサーバとNexusスイッチを組み合わせた構成となっており、さらに用途に応じてVMwareの仮想化ソフトウェアやOracle Databaseなどを稼働させることができる。
これにより、データセンターの高速化をもたらすと同時に、可用性の高いシステムを実現した。小規模から大規模へのシームレスな拡張が可能で、ミッションクリティカルなアプリケーション環境でオールフラッシュの速度と信頼性を提供する。
ユニアデックスは、マルチベンダーで構成したシステムの設計、導入・構築、運用・保守サービスまでをワンストップで提供することを強みとしており、FlashStack CIを構成する各要素についても設計から運用・保守サービスまでをトータルに提供できる。同社では今回、FlashStack CIの取り扱いを決めた。
両社では今後、大学など文教系やサービス事業者をはじめ、幅広い業界・業種への導入を進め、FlashStack CIを仮想サーバーや仮想デスクトップ環境、データベース環境用インフラとして、3年間で30システムの導入を目指す。