編集部からのお知らせ
新着PDF:商用5G活用を考える
テレワーク関連記事一覧はこちら
日本株展望

12月決算の好配当利回り銘柄

ZDNet Japan Staff

2015-12-08 10:12

 12月7日の日経平均は、198円高の1万9698円だった。11月の米雇用統計が好調であったことを好感してNYダウが上昇した流れから、朝方307円高の1万9811円まで上昇したが、その後、上昇幅を縮小して引けた。

 来週16日(水)に予定されている米FOMC(金融政策決定会合)で、9年半ぶりの利上げが予想されているが、大きなイベントを来週に控え、日経平均は2万円前後で大きくは上下とも動きにくくなる可能性がある。

 12月末が近づいてきているので、今回は、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之が12月決算の好配当利回り銘柄を紹介する。その前に、12月8日に発表の7~9月GDP改定値について窪田氏が解説する。

7~9月のGDPは上方修正へ

 12月8日8時50分に、7~9月のGDP(改定値)が発表される。速報値では、前期比年率0.8%減と、マイナスだった。これが、市場予想では、前期比年率でプラス0.2%とプラスに修正される見通しだ。速報値ではマイナスであった設備投資がプラスに修正される見込みで、それに伴いGDP成長率も改定される。

 GDP速報値の発表時点では、設備投資について正確な計算はできない。7~9月の法人企業統計が発表になっていないからだ。速報ベースの設備投資は大まかな推定でしかない。後で、法人企業統計が発表になった時点で設備投資の推計値を修正し、それをGDP改定値に反映する流れになっている。

 既に発表済みの7~9月法人企業統計で設備投資が順調に拡大していたため、GDP改定値では設備投資が上方修正される見込みだ。12月8日8時50分の発表で7~9月のGDPがプラスに修正されるか否か、注目したい。

12月決算の好配当利回り株

12月決算の好配当利回り株


(注:中間配当金は2015年6月中間決算での実績、
期末配当金は2015年12月末に権利が確定する予定の配当金(会社予想)、
年間配当金は中間配当金と期末配当金の合計。
配当利回りは、年間配当金に対し12月7日の株価を使って計算)

 米利上げというイベントが予想される中、短期投資家は、積極的に売り買いポジジョンを取りにくいかもしれない。ただし、窪田氏は、好配当利回り株への長期投資ならば、あまり短期的なイベントを気にせずにコツコツ続けていっていいと話す。

 好配当利回り株は、言葉を変えれば不人気株で、株価が配当利回りで見て割安に放置されているわけだ。上記には、利益モメンタムが短期的にやや低下しているために、株価が割安になっている銘柄が挙げられている。ただし、長期的には収益力を回復し、株価を上昇させる余地があると考えている銘柄を選んでいる。

12月決算にこだわる必要はない

 今回は12月決算の好配当利回り株を挙げたが、必ずしも12月決算にこだわる必要はない。12月決算銘柄ならば、12月25日(金)までに購入すれば、期末配当金を受け取る権利がすぐに確定する。

 ただし、3月決算の銘柄でも、配当利回りが魅力的な銘柄は多数ある。たとえば、本連載でたびたびコメントしている3メガ銀行株(三菱UFJ FG(8306)・三井住友FG(8316)・みずほFG(8411))は、3月決算だが、好配当利回り株として魅力的と考えられる。

 過去記事は、キーワード「日本株展望」から読めます。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]