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日本株展望

株主優待目当ての投資の困った側面

ZDNet Japan Staff

2015-12-10 11:20

 12月9日の日経平均は、191円安の1万9301円だった。海外発の不安材料が増えていることを受けて、外国人から先物売りが出ている模様だ。日本の景気・企業業績の回復トレンドは変わらないと考えられるので、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏は、下がったところは買いのスタンス継続でいいと話す。

 今回は、まず足元の日経平均の動きを解説した後、昨日に続き、株主優待投資について、窪田氏が解説する。

原油急落が世界の金融市場に冷や水

 12月7日週は、海外発の不安材料が増えているが、国内からは、とりたてて悪材料が出ていない。7日発表の7~9月GDP改定値ではマイナス成長がプラス成長に修正された。9日発表の10月の機械受注では、設備投資の先行指標と言われる船舶・電力を除いた民需が、前月比10.7%増と、事前予想(1.2%の減少)を大幅に上回った。

 それでも日経平均が下落しているのは、海外発の不安材料が増えたからだ。特に、原油先物が安値を更新し、産油国の景気が一段と冷え込みそうなことが嫌気されている。原油価格の安値がこのまま長引けば、再び産油国から世界の株式に売りが増える懸念もある。

ニューヨークWTI原油先物(期近)推移:2014年4月1日~2015年12月8日


 また、ISによるテロ続発を受けて、米国世論が右傾化し、対外強硬策で知られるドナルド・トランプ氏の支持率が上昇していることも、世界の金融市場のかく乱要因となる可能性がある。

株主優待目当ての投資の困った側面

 ここからは、前回のレポートの続きだ。前回は、株主優待目当ての投資のすぐれた側面について説明した。今回は、困った側面を紹介する。まず、以下の3点が挙げられる。

  1. 優待魅力に惹かれて投資する人の一部に、財務内容や企業業績をまったく見ないで投資する傾向がある。
  2. 優待魅力に惹かれて投資する人の一部に、株価をまったく見ない人もいる。気付かないうちに株価が大きく下落して損が膨らむこともある。
  3. 株主優待制度が突然廃止されることがある。

 それでは、上記の具体例をこれから紹介しよう。

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