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記事まとめ「テレワーク常態化で見えたこと」

オープンソースソフトウェアがサイバー攻撃に強い理由

Jack Wallen (TechRepublic) 翻訳校正: 編集部

2015-12-15 06:15

 まず始めに、誰もが目を背けたい事実から述べよう。

 あらゆるプラットフォームは、例外なくセキュリティ上の脆弱性を抱えている。それらの脆弱性は、何らかの形で必ず悪用できる。脆弱性の問題から完全に解放されたプラットフォームなど、実現不可能な夢物語である。脆弱性という呪いから逃れられるプラットフォームは、ただの一つも存在しない。

 「Windows」、「Mac OS X」「Linux」「Android」「iOS」は、今後も引き続き脆弱性に苛まれる。それらに100%のセキュリティが保証される日は、決して訪れない。どのプラットフォームも、ネットワークへ接続した途端にサイバー攻撃の危険にさらされる。どれほど完成度の高いプラットフォームであろうと、サイバー攻撃に情熱を燃やす無数の輩の絶え間ない攻撃にさらされれば、無傷ではいられない。

 しかし、あるプラットフォームだけは、プログラムコードが抱える脆弱性への対処能力において、他のプラットフォームよりも優れている可能性がある。このプラットフォームは唯一、不正行為やサイバー攻撃に対抗できるほど十分に優れており迅速であるだけでなく、それを克服できる可能性を秘めている。

オープンソース

 つい先日、Linuxを標的としたランサムウェア「Linux.Encoder.1」が発見され、セキュリティ企業によって詳細が公表された。このニュースは瞬く間に世界中を駆け巡り、一部の人々はLinuxとオープンソースの終焉が訪れたと騒ぎ立てた。しかし公表から間もなく、くだんのランサムウェアに感染したユーザーは、世界でわずか数十名だったことが判明した。この広い世界で、たったの数十名。これが、Linuxの終焉だと騒がれたパンデミックの正体だった。

 さらにその後、騒動の滑稽さに追い打ちをかける事実が判明した。Linux.Encoder.1が感染できるのは「Magneto」を稼働させているLinuxだけであり、しかも2015年2月9日からアップデートを怠っていた不注意なユーザーだけが被害を受けたのだ。

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