テープからフロッピーまで--1950~1980年代の記憶装置を写真で振り返る - 18/29

Evan Koblentz (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2015-12-27 07:00

 データストレージというと、現在ではメモリカードやSSD、おなじみのハードディスク、高速テープライブラリといったものを思い浮かべるはずだ。しかし本記事では1950〜1980年代にタイムトリップし、当時のデータストレージを振り返ってみることにしたい。なお、本記事で紹介しているデータストレージは、ニュージャージー州ウォールにあるInformation Age Learning Center(InfoAge)で展示されている。

DECの「Rainbow」に搭載されていたユニークなフロッピーディスク装置

 Digital Equipment Corp.(DEC)は1960〜1970年代にかけてミニコンピュータで名を馳せていた企業だ。ここでの「ミニ」はメインフレームに比べると小さいという意味だ。DECは1980年代に「Rainbow」というマイクロコンピュータを製造していた。Rainbowに搭載されている5.25インチのフロッピーディスク装置はユニークな構造となっていた。2つの装置が独立しているのではなく、上のディスクと下のディスクが単一のメカニズムを共有するようになっていたのだ。このため、フロッピーディスクを装置に挿入する際、Aドライブにはラベル面を上にして、Bドライブにはラベル面を下にして挿入する必要があった。

DECの「Rainbow」に搭載されていたユニークなフロッピーディスク装置

 Digital Equipment Corp.(DEC)は1960〜1970年代にかけてミニコンピュータで名を馳せていた企業だ。ここでの「ミニ」はメインフレームに比べると小さいという意味だ。DECは1980年代に「Rainbow」というマイクロコンピュータを製造していた。Rainbowに搭載されている5.25インチのフロッピーディスク装置はユニークな構造となっていた。2つの装置が独立しているのではなく、上のディスクと下のディスクが単一のメカニズムを共有するようになっていたのだ。このため、フロッピーディスクを装置に挿入する際、Aドライブにはラベル面を上にして、Bドライブにはラベル面を下にして挿入する必要があった。

提供:Evan Koblentz/TechRepublic

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