テープからフロッピーまで--1950~1980年代の記憶装置を写真で振り返る - 22/29

Evan Koblentz (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2015-12-27 07:00

 データストレージというと、現在ではメモリカードやSSD、おなじみのハードディスク、高速テープライブラリといったものを思い浮かべるはずだ。しかし本記事では1950〜1980年代にタイムトリップし、当時のデータストレージを振り返ってみることにしたい。なお、本記事で紹介しているデータストレージは、ニュージャージー州ウォールにあるInformation Age Learning Center(InfoAge)で展示されている。

DECの「TU80」磁気テープ装置

 「Washing machine drive」(洗濯機型ドライブ)という名前を聞いたことがあるだろうか?この装置に代表される当時のストレージは、形状や騒音、小刻みな振動によって、そのように呼ばれていた。DECの「TU80」テープ装置が収納されているラックの下部には、「RL02」ディスク装置が収納されている。RL02は前面部が引き出しのようにスライドするようになっており、その引き出しの中にディスクパックを格納するようになっている。その点は、CDやDVDをトレイに入れるのと同じ感覚だ。違いはディスクパックの重量がおよそ10ポンド(約4.5kg)もあるうえに、メカニカルな構造となっている点だ。

DECの「TU80」磁気テープ装置

 「Washing machine drive」(洗濯機型ドライブ)という名前を聞いたことがあるだろうか?この装置に代表される当時のストレージは、形状や騒音、小刻みな振動によって、そのように呼ばれていた。DECの「TU80」テープ装置が収納されているラックの下部には、「RL02」ディスク装置が収納されている。RL02は前面部が引き出しのようにスライドするようになっており、その引き出しの中にディスクパックを格納するようになっている。その点は、CDやDVDをトレイに入れるのと同じ感覚だ。違いはディスクパックの重量がおよそ10ポンド(約4.5kg)もあるうえに、メカニカルな構造となっている点だ。

提供:Evan Koblentz/TechRepublic

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