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日本株展望

年初の日経平均は下落して始まる

ZDNet Japan Staff

2016-01-04 10:33

 年初の日経平均は、下落して始まりそうだ。年末、日本市場が閉まっている間(30日、31日)にNYダウが合計295ドル下がっているからだ。31日のCME日経平均先物は1万8760円と、年末の日経平均(1万9033円)対比、273円安い水準まで下がっている。

 ただし、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏は、日経平均の下値は堅いと考えているという。NYダウも、大勢ボックス圏に入っており、ここから大きく下げるとは考えられない。

年末の米国市場の動き

NYダウの年末の動きは以下の通りだ。
  • 2015年12月30日:1万7603ドル(前日比マイナス117ドル)
  • 2015年12月31日:1万7425ドル(前日比マイナス178ドル)

NYダウ日足:2015年8月11日~12月31日

NYダウ日足:2015年8月11日~12月31日

 為替は、1ドル120円強で、大きくは動いていない。WTI原油先物も、1バレル37ドル前後で、大きくは動いていない。

 今年は、日並びの関係から、世界の主要市場の中で日本が最初に始まることになる。年初は、下げて始まりそうだが、2016年は日本の景気・企業業績の回復が続くと予想されるので、下がったところは買い場の見方は変わらない。

1月4日週の注目指標

 1月4日週は、米国で重要な経済指標の発表が相次ぐ。昨年12月に9年半ぶりの利上げを実施したFRB(中央銀行)の追加利上げがいつ頃になるか考える最初の重要指標となる。以下に注目だ。

(1)米12月ISM製造業景況指数(4日発表予定)

 米景気は消費など内需に牽引されて堅調だが、製造業の景況は悪化しつつある。ドル高や原油安などが影響している。11月は、ISM製造業景況指数が48.6と、景況判断の分かれ目の50を割り込んだ。

 12月には、製造業景況指数が50を割り込む中で9年半ぶりの利上げが実施されたが、12月の製造業景況がさらに悪化するようだと、追加利上げの時期が遅くなる思惑を生じる。

(2)米12月雇用統計(8日発表予定)

 米金融政策を決める上で、最も重視されているのが雇用統計だ。雇用は順調に回復が続いていると考えられている。12月に利上げを実施した後、最初の雇用統計になり、注目度は高まっている。

注目の決算発表

 2月決算や8月決算が多い小売業の、9~11月期決算発表が予定されている。暖冬で、衣料消費は低調の可能性がある。

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