IT企業の年頭所感

デジタル変革の波に乗り遅れるな--年頭所感に見る2016年のゆくえ(2) - (page 9)

山田竜司 (編集部)

2016-01-04 15:36

EMCジャパン 代表取締役社長 大塚俊彦氏

大塚俊彦氏
EMCジャパン 代表取締役社長 大塚俊彦氏

 2015年、日本経済は堅調な企業業績を背景に緩やかな回復軌道をたどった1年となりました。また、IT分野においては、クラウドやビッグデータ、さらにはIoTに代表される最新テクノロジの活用が構想から実装段階へと進み、企業変革をけん引する「攻めのIT」の議論が本格化した一年でもありました。

 2016年、ビジネス プラットフォームとしてクラウドの活用がさらに加速し、IoTやAIをはじめ最新テクノロジの適用が進む中、ITの活用はこれまでにない大変革期を迎えることでしょう。企業においても、新たな成長と変革を生み出す次世 代新規アプリケーションの創出と「攻めのIT」の機運がさらに高まり、まさに「デジタル トランスフォーメーション」が本格化されることが期待されます。

 EMCジャパンは、2016年を通じて、「デジタル トランスフォーメーション」時代における「攻めのIT」を加速する取り組みを強化し、企業競争力の強化とより豊かな社会の発展に貢献できますよう、さらなる挑戦と変革を進めてまいります。 本年も引き続き画期的な製品とソリューションを市場へ投入していくとともに、顧客の成功を第一に考え、顧客へ真のビジネス成果をお届けできる企業を目指して、社員一同、全力を尽くして取り組んでまいる所存でございます。

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