GoogleがVMwareの元最高経営責任者(CEO)Dianne Greene氏を採用したことで、AWSの地位が脅かされるのか?
Google Cloud PlatformはGreene氏という新たなリーダーを得た。同氏は商品の販売方法とともに、大企業のことを熟知している。大企業はこれまで、Google Cloud Platformに興味を抱いてはいるものの、検索分野の大手であるGoogleがこの分野にどれだけ真剣でいるのかを慎重に見極めようとしている。Googleは当初クラウドサービスについて大々的に宣伝していたが、その後は静かになり、そして現在はさまざまな機能を追加して製品の宣伝により力を入れるようになっている。しかし、最高情報責任者(CIO)たちはGoogleが大企業のことをどれだけ真面目に考えているのか、確証を持てずにいる。Greene氏の使命はそういった認識の変革だ。Googleがまだ明確にできていないところは、大企業の定番として採用されているクラウド分野でのライバルである「Microsoft Azure」やAWSと張り合えるだけの機能を提供しつつCIOたちを魅了できるかどうかだ。Googleはおそらく最初にAWSに照準を定めるはずだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。