2016年、「Android 6.0 Marshmallow」は厳しい門出を迎えたようだ。
Googleは2015年10月に「Nexus 5X」と「Nexus 6P」の出荷を開始したが、Marshmallowのシェアが伸び悩んでいる状況を見ると、これらスマートフォンの売れ行きが芳しくないのは明らかだ。
Androidのバージョン別シェアに関するGoogleの情報によると、2016年1月4日までの7日間でMarshmallowのシェアは0.7%にしかなっていない。しかも、4年以上にわたってアップデートされていない「Android 2.3 Gingerbread」のシェアと比べても4倍以上の差が開いている。
Marshmallowのシェアが12月初めと比べて0.2ポイントしか上昇していない点を考えると、新型の「Nexus」スマートフォンがこのホリデーシーズンで爆発的に売り上げを伸ばしたわけではないのは明らかだ。
一方、このホリデーシーズンにおける「Android 5.0/5.1 Lollipop」のシェアは3.2ポイント上昇した。残るすべてのバージョンのシェアは低下、または横ばいとなった。今後の数カ月でLollipopのシェアは「Android 4.4 KitKat」を抜き去って、トップに躍り出そうだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。