日本株展望

日経平均はさらに下落か--アベノミクス相場は継続

ZDNet Japan Staff 2016年01月12日 11時04分

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 先週の日経平均は、昨年末から1335円(7%)安い1万7697円となった。世界同時株安となる中、リスク資産が一斉に売られる世界的な「リスクオフ」相場となった。WTI原油先物も安値を更新した。為替市場では、安全通貨として円が買われた。このことについて、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏が解説する。

日本市場が閉まった後の米国市場の動き

(1)1月8日(金):世界的な「リスクオフ」が継続した

  • NYダウ:1万6346ドル(前日比167ドル安)
  • CME日経平均先物:1万7280円(1月8日の日経平均終値比417円低い水準)
  • 為替:1ドル117.21円(前日比0.42円のドル安/円高)

(2)1月11日(月):NYダウは小反発、為替はやや円安が進行したが、CME日経平均先物は低い水準にとどまった

  • NYダウ:1万6398ドル(前日比52ドル高)
  • CME日経平均先物:1万7390円(1月8日の日経平均終値比307円低い水準)
  • 為替:日本時間12日午前6時30分時点で1ドル117.70円(前日比0.49円のドル高/円安)

1月12日週の日本株見通し

 日本市場が締まっている間の海外市場を見ると、まだ世界的な「リスクオフ」が収束していないと考えられる。1月12日週の日経平均はさらに下落して始まることが予想される。11日のNYダウは小反発したが、上海総合株価指数やWTI原油先物の下落は継続している。

 ポイントとなるのは、1月8日のNYダウの動きだ。8日に発表された12月の米雇用統計がポジティブサプライズだったにもかかわらず、円安(ドル高)が進まず、NYダウは下落した。

 米景気が堅調と判断できることは世界景気にとってプラス材料だが、今はそれを評価できる相場の流れとなっていない。中国や資源国(ブラジルやロシアなど)の景気不安が大きいために、世界的にリスクオフの株売り/円買いが続いている状況に、現時点で変化がない。

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