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日本株展望

日経平均はさらに下落か--アベノミクス相場は継続 - (page 2)

ZDNet Japan Staff

2016-01-12 11:04

ポジティブサプライズだった12月の米雇用統計

 12月の米雇用統計は強い内容だった。最も注目の高い「非農業部門の雇用者増加数」が、12月は前月比で29万2000人の増加と、景気が好調と判断される分かれ目(20万人の増加)を大幅に上回った。10月から12月まで3カ月連続で20万人を上回る増加となったことから、米景気は夏場の減速から立ち直り、好調に推移していると判断される。

 ただし、天候要因(暖冬)で、雇用が増加している部分は少し割り引いてみる必要がある。暖冬で建設工事が進みやすく、建設業の雇用増加が大きくなっている。なお、12月の完全失業率は、5%と低い水準に留まっている。

非農業部門の雇用者増加数推移:2014年1月~2015年12月

米雇用統計

完全失業率推移:2014年1月~2015年12月

米雇用統計
(出所:米労働省)

アベノミクス相場は終わったのか?

 窪田氏は、アベノミクス相場は終わっていないという。新興国の投資魅力が低下し、相対的に先進国(日米欧)の魅力が高まっている現状に変わりなく、中でも日本の自動車・機械産業の競争力回復が目立つと話す。

 独フォルクスワーゲンの不祥事でクリーンディーゼル車の競争力が低下したことは、ハイブリッド車で高い技術を持つトヨタ自動車(7203)に追い風だ。また、日本企業に、生き残りを賭けた合併・経営統合が増えていること、日本企業が株主への利益還元に積極的になりつつあることも、日本株の投資魅力を高めることに寄与している。

 政治面では、農業改革、TPP大筋合意、法人減税、郵政完全民営化へのステップ、空港民営化、マイナンバー(電子政府へのステップ)実現など、構造改革が進んでいる点に注目できる。ただし、来年実施予定の消費増税には警戒が必要だろう。

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