マネーツリーは1月8日、アカウンティング・サース・ジャパンと業務連携すると発表した。マネーツリーが提供する「MT LINK」と、アカウンティング・サース・ジャパンが開発、提供する税理士のためのクラウド税務、会計、給与システム「A-SaaS」との間でサービス連携を実現する。
連携イメージ(マネーツリー提供)
A-SaaSは、税理士向けクラウド税務・会計、給与システム。日々の記帳から税務申告までクラウドで完結する。税理士事務所・税理士法人の契約は2000を超え、その顧問先である中小事業者は登録社数10万に上るとのこと。
今回、マネーツリーのMT LINKを追加するにあたり、多種多様な約2000以上の金融機関(銀行口座、クレジットカード、電子マネー)の豊富さとクラウド型電子証明書技術による法人口座対応の技術力を評価した。
MT LINKは国内約2000社以上の銀行口座(個人、法人)、クレジットカード、電子マネー、ポイントカードの金融データを一本のAPIにまとめ、既存のシステムとシームレスに接続サービスだ。
2015年1月より提供を開始し、電子証明書を必要とする法人口座への対応数は既に900行を超えた。今回のアカウンティング・サース・ジャパンの連携では6社目となる。
今回の連携で、A-SaaSは、MT LINKに登録された銀行口座やクレジットカード等の取引データを自動で取り込み、仕訳できるようになる。また、開発中のビッグデータを活用した経営分析サービスでは、リアルタイムに蓄積される取引や資金の流れを可視化できる。