TISと奈良先端大、「システムとのコミュニケーション」に取り組む研究に着手

NO BUDGET 2016年01月14日 07時00分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 TISと奈良先端科学技術大学院大学は1月12日、音声や画像、言語などの複数の情報源から、ロボットと人が公共の場でコミュニケーションする際に必要な「マルチモーダルインタラクションを用いた対話処理に関する研究」を、共同で開始したと発表した。研究期間は2015年11月~2016年3月。


研究のイメージ(TIS提供)

 マルチモーダルインタラクションとは、視覚・聴覚を含め、複数のコミュニケーション方法により、システムとのインタラクション(コミュニケーション)に取り組む手法。今後普及が期待されるロボットとの高度な対話コミュニケーション処理を実現するための重要な技術領域とされる。

 TISでは、「機械学習」「自然言語処理」に関わるAI技術の強化のために「AI技術推進室」を2015年11月に新設し、ビジネス活用に向けた技術研究・検証などを進めているが、今回の共同研究もその一環という。

 対話処理に関してトップレベルの研究成果を出しているという奈良先端大の知能コミュニケーション研究室とTISで共同研究を行うことで、ロボットの対話機能の高速化、高度化を実現し、ロボットと人との対話コミュニケーション処理のビジネス活用を目指すとしている。

 奈良先端大の情報科学研究科 知能コミュニケーション研究室は、2011年より「対話処理」の研究を行っており、対話に関する国際学会(SIGDIALとICASSP)で発表している。

 また翻訳分野で同時通訳に関する研究成果を持つほか、情報案内・多人数対話などを実施する次世代型対話システムの研究を進めており、共同研究では、こうした対話において実際に求められる対話の機能・課題についてのモデル化・実証が期待されるという。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
IT部門の苦悩
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算