NTTコミュニケーションズとNTTコムウェアは1月14日、マイナンバー管理のクラウドサービスと顧客企業を仮想私設網(VPN)で接続するサービス「マイナンバー管理ソリューションサービス over VPN」を提供開始すると発表した。初期費用は1社あたり5万円、月額料金は従業員100人までのプランで1万円(いずれも税別)から。
NTTコムウェアのクラウドサービス「マイナンバー管理ソリューション」と顧客企業をNTT ComのVPNサービス「Arcstar Universal One」で接続する。マイナンバーや関連帳票などのデータを安全にアップロードしたり、ダウンロードしたりできる。
マイナンバー管理ソリューションサービス over VPNのサービス図
従業員のマイナンバーの登録や保管、法令などで定められた保存期間を過ぎたデータの自動廃棄が可能なほか、既に運用している人事給与システムから出力したCSVデータをアップロードするだけで、クラウド上に保管されているマイナンバーと突合し、マイナンバー対応帳票(CSV、PDF)を自動生成できる。
クラウドサービスとして提供するため、従業員の増減や制度適用範囲の変更があった場合に、ユーザー企業側でのシステム改修などは不要である。利用にあたってはArcstar Universal Oneの契約が別途必要になる。Arcstar Universal Oneの導入企業はサービス料金のみで利用可能。